Druva ブログ, テクノロジー / エンジニアリング

テープアーカイブのコストと制約から脱却

EU一般データ保護規則(GDPR)の「忘れられる権利」条項や eDiscovery の調査とコンプライアンス規制は、履歴データのバックアップを複数年の長期保管(場合によっては永久保管)を義務づけるものです。これらの規制の増加により、長期間保管しなければならないデータの量は大幅に増加しています。

長期間のデータ保管には、テープシステムとクラウドバックアップアーカイブという 2 つの選択肢があります。

テープシステムテープシステムは、過去数十年にわたって長期データ保管のデファクトスタンダードとされてきました。管理を行うのが社内の IT チームであれ、外部の委託サービス会社であれ、高い初期コスト(およびメンテナンスコスト)がかかります。テープシステムにおける一番の問題点は、複数のアーカイブから数年分の電子メールを検索するときのように検索対象が膨大な量に及ぶ場合に、時間がかかるということです。そういった検索にはどれだけのコストがかかるでしょうか?企業によっては数千ものバックアップテープから検索可能なアーカイブにリストアするのに 100 万米ドル費やしたという報告もあります。1

クラウドバックアップアーカイブ:コールドストレージは、特に従量制サービスの場合、コストが低く、テープシステムよりも経済的です。バックアップのスナップショット全体をリストアするのに比べ、目的のファイルの検索とリストアがはるかに容易です。しかし、手作業でデータをコールドストレージに保管する場合、ネットワーク帯域の低速化や、手作業の管理への時間の浪費、データ転送料金の発生などのデメリットがあります。

一般的に、テープベンダーはテープアーカイブの持つ経済的な優位点を強調しますが、プライバシーやコンプライアンス、政府による規制が増える今の状況では、多くの企業がコスト以外の点も重視しています。本当に必要とされているのは手間をかけないでアクセスし、迅速にデータ管理することのできるアーカイブシステムだと言えます。

クラウドバックアップアーカイブにより、データ保管をシンプルに

Druva は、徹底的にシンプルな操作、最新テクノロジーの搭載、データが安全に保管できていつでもアクセス可能といった特長を備えた単一のソリューションであり、総合的なクラウドアーカイブとデータ保護を実現します。Druva の SaaS プラットフォームなら、コストのかかるハードウェアとソフトウェアの更新サイクルが不要です。Amazon Web Services(AWS)上でコストを最大 50% 削減できる透明性の高いビジネスモデルにより、クラウドのメリットをフルに活かすことができます。つまり、データセンターの運用コストとデータ保護コストを両方とも削減することができます。

各社のCFOが従業員に節約を呼びかける昨今、長期間のデータ保管を自動化することにより、データをクラウドバックアップアーカイブに手作業で移動するという手間のかかる作業が不要になるため、コストを削減できます。自動化により、データの転送や取り出し費用がかからない単一の定額ストレージ料金というメリットが得られます。

インテリジェントな長期データ保管

データ保管の流れをご紹介しましょう。まず、すばやいアクセスが求められるバックアップと、1年以上保管するリカバリに時間がかかっても構わないバックアップに分類します。後者がクラウドバックアップアーカイブの候補となります。

設定は簡単です。バックアップポリシーを定義する際、ポリシーの[Retention]タブをクリックして[Long term retention]を「オン」にすれば完了です。

create-new-backup-policy

Druva は Amazon S3 ウォームストレージ内の全バックアップを保管します。その 15 日後、クラウドアーカイブ対象として指定されたデータは自動的に Amazon S3 Glacier Deep Archive に移動されます。

cloud-data-retention-architecture

アーカイブのリストアが必要なときは、該当するスナップショットを指定して[Defreeze]をクリックするだけです。12~36 時間後、データは自動的に Amazon S3 ウォームストレージに移動し、すぐにアクセスできるようになります。

Druva のクラウドバックアップを使うことで、最大 50% のコスト削減が可能です。インテリジェントなデータ保管を追加するとさらに 30% のコスト削減が見込めます。ぜひ詳細情報でテープアーカイブのさまざまな制約やコストから逃れる方法をご覧ください。IT チームの作業時間とデータ保護コストを節約し、転送費用をゼロにすることができます。CFO もきっと、あなたに笑顔を見せてくれることでしょう。


1テープとクラウドによる長期保管の比較、2019 年調べ